「レザーソムリエ」とは
日本革類卸売事業協同組合／一般社団法人日本皮革産業連合会が実施・運営し、皮革や革製品の知識をもつ「レザーソムリエ」として客観的に証明。
資格試験に合格すると発行日・認定番号などが記載された「認定証」が授与されます。
福岡県での研修・利き革テスト
福岡県にて講習を受けました。
朝から夕方までみっちりあり、頭から煙が出そうなほどでした。
講習の最後には「利き革テスト」がありました。
これは、机の上にズラリと並べられた15cm四方の革（25枚）が何の革かを当てるテストです。
手に取って質感を確かめ、匂いを嗅ぎます。
これは牛革、これはクロコダイル…などと種類を区別するだけならまだよいのです。
難しいのは、革の種類だけではなく年齢まで選別しなくてはいけません。
例えば牛革なら、生後6か月程度の子牛をカーフ・生後6か月～2年程度はキップ・生後2年以上で出産経験のある雌牛はカウ・生後2年以上の雄牛はステア・生後3年以上の雄牛をブルという風に年齢によって呼び名が変わってきます。
こういう具合に牛、馬、豚、ワニ、羊、スエード、合皮などがランダムに並んでいます。
なかなか高難易度のテストでしたが、普段からオーダーなどで様々な種類の革を取り扱いさせてもらっているおかげで満点を取る事ができました。
店舗を構えてから早いもので６年が経ちました。
たくさんの客様にご来店頂き、たくさんの革製品を製作させて頂きました。
これまでに出会ったすべてに方にお礼を言いたいです、ありがとうございます。
私の原点である「もっと良い物を作りたい！」を忘れずに精進していきたいと思います。
これからもインパルスレザーワークスの鶴田修をよろしくお願いいたします。
