8年間使ったキーケースを修理・メンテナンスすると・・・

こんにちは!鶴田修です。(^O^)/

レザークラフトを始めたばかりの頃に製作したキーケースを修理してみましたので、その様子を紹介します。
メンテナンスの内容は、
・縫い直し
・キーフック交換
・水拭き
・オイルアップ
・コンチョ磨き
・コバ磨き

以上です。

 

 

メンテナンス前

現在もバリバリ現役で活躍中の約8年間使用中のキーケースです。
当時製作にしてはなかなか上手に出来ていると思います。

 

じつはこのキーケース、数年前にバイクでツーリングしていた時に小さなバッグごと高速道路に落としてしまった事があります。(>_<)

数日後、もう出て来ないだろうとあきらめていた所に警察から落とし物の連絡があり取りに行きました。(゜o゜)

 

行ってみると一緒に入れていたガラケーは割れていて、バッグには結構なダメージが・・・
「これは、踏まれたな…。( 一一)」と思いました。

しかし、小さな傷はあったもののキーケースは無事で、「ハンドメイドの革製品はこんなに丈夫なんだ!」と実感した出来事でした。(^-^)
拾って頂いた警察の方に感謝です。

 

 

さて、それでは順番に見ていきましょう!(^-^)

使用年数のわりには大事に使っているので、一見するとまぁまぁ綺麗なほうですかね。

 

 

外側は綺麗ですが、内側は金属に直接当たるのでかなり痛んでいますね。
しかし、革にはたくさんの傷が付いていますが使用には問題ありません。

むしろ味が出て良し!といった感じです。(^-^)

 

問題は糸です。
見えずらいですが縫い糸はすり減ってしまい、ほとんど残っていません。
これが今回メンテナンスをしようと思った1番の原因です。

糸がほつれてくると、見た目が痛々しいですよね。

 

え~と、他には…

「あっーーーと、これは!(>_<)」

キーフック金具が上下逆さまに付いています!これはいけません。
(._.)かわいそうに当時の私は知らなかったのですね…交換しましょう!

 

 

メンテナンス開始

 

まずは、縫い直すために糸を全部取っていきます。

糸をとっていくのですが、手縫いで仕上げた革製品はほどくのが大変なくらい丈夫に縫われています。

皆さん、洋服などのほつれた糸を引っ張った時に、ピィーと糸が伸びて余計にほつれてしまったという経験はないでしょうか?
あれは、ミシンで縫製してあるからなんですね。

手縫いの場合はミシンとは縫い方が違うので、どこか1ヶ所が切れてそこを引っ張ってもほつれたりしません。
なので1目1目縫っていくように、ほどく時も糸を切りながら1目1目ほどいていきます。

 

分かりにくいと思いますので、まとめてみると…

「ほどくのが大変なくらい丈夫に縫われている。」

という事です、最初に言いましたね。(笑)

 

 

さぁ、取っていきましょう。

ようやく糸が全部取れました。
ここまでやると、「フゥ~、ちょっと休憩。( ´Д`)=3 」という気持ちになります。それくらい大変なんです。(笑)

 

コバ磨き

ビフォーの写真を撮り忘れて今いましたが、コバ磨きとは革の端っこを綺麗にする事です。

まず、やすりで革の断面を丸く整えていきます。
次に専用の薬品を塗り、こすって磨いていきます。
この磨く時に使う道具ですが、人によって木、ガラス、布、ヘチマなど色々な物を使います。

しっかり磨くとツルツルの艶々になりますよ。

 

 

縫製

先ほど少し触れましたが、手縫いではダブルステッチなどと呼ばれる縫い方をします。

これは1本の糸の両端に針をつけて縫っていく方法です。
右の糸は左に、左の糸は右に、交互に縫っていきます。

これが丈夫に縫える秘密です。(^-^)

 

 

清く白糸で縫いました。
やっぱり新しいステッチは気持ちいいですね!(^-^)

コンチョも外して綺麗にしますよ!

 

 

キーフック交換

金属は摩耗により劣化します。
キーケースで1番壊れやすいのはこの部品だと思います。

まだ壊れてはいませんが、ついでに交換します。向きも反対だし…(^-^;

 

今回は向きを間違えずに付けましたよ!(笑)
金具はスイス製の「アミエット」です。

 

ちょっとキーフックが付いているパーツを少し見て頂きたいのですが、分かりますかね1ヶ所だけ色の違う小さな革です。
実はこのパーツの革は、本体と同じ革なのです!

「(゜o゜)エッ!どういう事?」

このキーケース本体も元々はこのパーツと全く同じ色だったのです!
それが年々色が変わり現在の色になったのです。( ゚Д゚)スゲェー

よく”味が出る”とか”エイジング”とか言いますよね、それがこれです。
ヌメ革の醍醐味ですね。(^-^)

 

 

コンチョも少し磨きました、ツヤが戻りましたね。

 

 

オイルアップ

いよいよ最後の仕上げオイルアップです。
当店のオリジナルワックスで仕上げていきますよ。(^-^)

まず、かたく絞ったタオルなどで全体を拭き、オイルを塗る前に余計な汚れを落としておきます。
革には適度な水分も必要ですが、濡らしすぎには注意です。

 

オイルを塗っていきます。

指で直接塗って頂いても大丈夫です。
縫った所は色が変わっていますね。

革の状態にもよりますが、革は結構な量のオイルを吸い込みます。
しっかりと塗りましょう!

塗りたてはムラになりますが、ご安心ください。
時間がたてば革が均等にオイルを吸い込み綺麗になりますよ。(^-^)

 

後は形を整えて置いておきましょう。
半日~1日置いておくとしっかりとオイルが革に浸透しますので、仕上げていきます。

柔らかい布で磨くように軽く擦っていきます。
ポイントは”拭く”のではなく”磨く”事です、布を軽く当て素早く擦ります。
革がしっとりとして、ツヤが出たと思います。(^-^)

 

オイルメンテナンスの頻度は革の状態にもよりますが、2~4週間に1度位で良いと思います。
感覚が短ければその分1回で塗る量も少なくてすみますし、汚れも付きにくくなると思うので回数を増やすのは構わないと思います。

以上でメンテナンスは終了です。

 

 

オリジナルオイル

植物性オイル、動物性オイル、蜜蝋など100%天然成分だけをブレンドして作ったインパルスのオリジナルオイルです。
オイル成分が革を柔らかくし、ワックス成分が汚れの付着を防ぎます。

味のあるレザーに育てるには、こまめなメンテナンスが最大の秘訣です。
インパルスのオイルで最高のエイジングをお楽しみ頂けたらと思います。

こちらでも販売しておりますよ!↓(^-^)↓

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まとめ

今回のタイトルは、「8年間使ったキーケースを修理・メンテナンスすると・・・」でしたが、

結果は、

「8年間使ったキーケースでも修理・メンテナンスするとまだまだ使える!」でした~!

 

革製品は生きていた動物の皮です、大切に永く使いたいですね。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。(^o^)/

インパルス製品を永くご使用して頂けるよう、出来る限りアフターフォローにも対応させて頂きます。
あなたのライフスタイルにインパルスの革製品が花を添える事が出来れば幸いです。

 

 

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